体質改善で腸の働きを正常にする~下痢編~

便の水分が80~90%のものを下痢と言います。

 
一般的に、便秘と下痢は全くの別物と思われがちですが、実はどちらも腸が正常に働いていないことが原因で引き起こされる症状で、併発することも多くあります。

 
下痢症も便秘症も腸に存在する「善玉菌」と「悪玉菌」が大きく関係しています。
その字の通り「悪玉菌」が増えるとあまりよくありません。毒素や老廃物が溜まり体内の免疫力が落ちて色々な病気の原因を作ってしまいます。

 
下痢は、腸に「悪玉菌」が多くなって腸内環境が悪化し、自律神経によって支配されている腸のぜん動運動が乱れて起こります。
自分の意思でコントロールできないので、日々の生活を見直して改善しながら、腸の環境改善をすることも必要です。
そこで有効とされる下痢対策は、善玉菌を増やすことです。

 
便秘の場合、食物繊維や水分を多く摂るように言われますが、下痢場合は、いきなり食物繊維や水分を摂りすぎると、下痢がひどくなる可能性があります。
まずは、腸内の善玉菌を増やし、徐々に食事を改善していく流れがベストです。
具体的には、玄米やりんごなど、一般に便秘解消によいとされる食材を毎日のメニューに取り入れてみることです。。

 
りんごは便秘に効く食品のイメージがありますが、整腸作用がある点では、下痢の解消にも効果的です。
これはりんごに含まれるペクチンの働きによるものです。
下痢の時には、皮ごとすりおろしてジュースにして飲むのがより効果的です。
また、下痢の原因は過剰な腸の運動によるものですから、胃腸に刺激の少ないものを摂取することで、腸の動きが整います。

 
消化が良いとされている、野菜を柔らかく煮るなどして食べるようにしましょう。
下痢症も便秘症も、一番良いのは食事や生活習慣からの改善です。
時間はかかっても、少しずつ体質を改善し、快適なお通じを目指していきましょう。